江戸川学園取手高校事件


江戸川学園取手高校
 江戸川学園取手高等学校では、2006年4月に現在の校長が就任して以来、労働組合を敵視した発言を繰り返したり、組合員に対して賞与を差別支給するといった不当労働行為が続きました。

 同年8月に組合が茨城県労働委員会に救済申立を行い、2008年12月には救済命令が出され、学校はこれに従い、賞与の差額分は支払われました。

 さらに、組合では、その後の賞与差別と組合員を部活動の顧問からはずすといった仕事差別について追加の救済申立をし、この事件について、審理終結後に和解交渉が行われ、7月13日に労働委員会で、基本的には組合の申立を認める内容の和解が成立しました。

(弁護士 谷萩陽一)

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